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身体性理論とは

― リサーチクエスチョン ―

「しあわせとはどのような”状態”なのか」
「身体から見て”よりよく生きる”とはどのようなことなのか」

「光のスピードで光を追いかけたら、
光は止まって見えるのだろうか?」

相対性理論は、アインシュタインの16歳の時のひらめきからはじまった「光から見た物理学」です。

幼少期から「身体の中で」生きているとはどのようなことなのかを見つめ直し、
より総合的な人間理解とその運用の最適化についてのリサーチをボディーワーカーとしての
アウトリーチ活動として続けて来ました。

心や思考、感情、発想、生産性、組織開発…
さまざまな現象を「身体という視点」から見た時にどんな世界が見えてくるか、
探求を「身体性理論」と名付けてまとめています。

身体性理論の実際

身体性理論の前身である「プレゼンス・ブレイクスルー・メソッドR(PBM)」は、4年間で
のべ約2000人を動員した9日間からなるワークショップシリーズでした。

プログラム形式の身体性理論は、PBMより領域を広げ、日々内容も形式もアップデートしながら、
オンライン、対面の両形式で提供しています。

2019年には、4日間の対面講座としてスタートしましたが現在では、
折々の社会情勢や人々の様子を読み解きながらオンラインプログラムとして提供、
さらにそれにとどまらず「身体から見た○○」をすべて「#身体性理論」として
さまざまな媒体で発表、研究を続けています。

これまでに扱ってきたテーマ

  • メンタルとフィジカルの関係
  • ソマティック、とは
  • 「いまここ」に生きることとアウェアネス
  • 身体知性
  • 身体感覚と自己認識
  • 身体とSELFに出会う
  • 心理モデルと身体性の関係
  • 意識のソフトプロブレムとハードプロブレム
  • ソマティックマーカー仮説
  • 感情プロセスと身体性
  • 直感・ひらめき・ゾーン・フローの科学
  • ポリヴェーガル理論/ニューロセプション
  • トラウマと神経
  • 心身の自己調整力
  • 「ニュートラルをつくる」観察のメタスキル
  • リーダーシップ
  • 神経系セルフマネジメント
  • 心理的安全性
  • ビジネスパーソンの神経系とそのマネジメント
  • アイスブレイクの身体性
  • 子育てのストレスと身体心理学
  • ZOOM/リモートワークの身体性
  • withコロナの身体性

プログラム開催実績

<身体性理論>

2020年2月8日&9日,3月7日&8日 10:30~17:00@渋谷(リアル開催)
2020年4月23日&24日,5月28日&29日 10:30~17:00(リアル→オンライン開催へ切替)

<身体性理論オンライン>

vol.1「ZOOM/リモートワークの身体性」 2020年5月16日 14:00~15:30 参加者数:30名
vol.2「つながりと安心の神経学」 2020年6月14日 14:00~16:00 参加者数:64名
vol.3「“共に生きる“ことの神経学1~3」 2020年10月21日,11月5日,11月20日 各回19:30~21:30 のべ参加者数:273名

<講座アーカイブ>

身体性理論オンラインvol.1「ZOOM/リモートワークの身体性
身体性理論オンラインvol.2「つながりと安心の神経学

身体性理論の意味

○ 視点を変える

私たちは物事を捉えるとき通常なんらなの「視点」を持ちます。
視点を持つことのメリットは、側面を限定することにより見え方を鮮明にすることであり
デメリットは、視点そのものがバイアスとなり全体性を失うことです。

長く見落とされてきた「身体」と言う視点を持つことは、より人間を総合的に捉え
本質を見ることに役立ちます。


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○ 仕組みを知ることにより扱いやすくなる

身体から見ると、その出来事はどうみえるのか?という身体性による視点をもつことは
「外側の出来事」や「個人の内面(こころ)」の領域に分類されがちな出来事に
全く別の側面から光を当てることになり、より総合的・俯瞰的にとらえ直すのに役立ちます。
その事により時に、手詰まりとなっていた領域に全く新しい解決策を見出すことにも繋がります。

例えば、医学生物物理学博士、心理学博士であるピーター・リヴァインは、
それまで心の問題とされていたトラウマを「100%生理学的な問題である」と発見したことにより
身体志向のトラウマ療法である「ソマティック・エクスペリエンシングR」を編み出し、
今では世界中に多くの療法家を誕生させトラウマに苦しむ人々を救っています。

(このセラピーは小笠原和葉の個人セッションでも提供しています)


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○「答えのない問い」にヒントを与える

しあわせとはなにか、生きるとはなにか、その意味は??
人類が長く問い続け、また一人称で考えたときも切実な問いとなることも多いこの大きなトピック。
形ないものを扱う答えのない問いに向き合うとき、
「そもそも私たちはどのようにデザインされているか?」
と、その構造を見ていくことは大きなヒントになると考えます。


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今後のリサーチ領域

2019年、ホリスティック医学協会&東北大学医学部目黒教授による
「ホリスティックチーム医療研究会」活動のご縁から東北大学医学部大学院研究生としての
研究活動をスタートしました。
こころの脳科学的研究をベースに、2021年度より「デジタルデバイスの適用」をテーマに、
デジタルコミュニケーションと人の心身について研究を行っています。

また2020年に設立した、身体性×組織開発をテーマとした社団法人OurDynamicsの代表理事として
ビジネスの現場に身体性の観点を導入することにも意欲的に取り組んでいきたいと思っております。

コロナ禍による社会の変化に伴い、これまでより広い領域の方が「身体性」「心身」についての
本質的な問いに興味を持ってくださるようになっていることを感じます。

これまで、「自己探求」のジャンルのものとして語られることの多かった身体性の観点を、
現実の中にある問題で、実は身体性がキーになっている領域とコラボレーションさせながら
啓蒙していきたいと考えています。

モチベーション

「身体性理論」として身体性に関する視点をシェアし続けるモチベーション。
それはひとえに「こんな面白い話私や専門家だけが知っているなんてもったいない!」という
キュレーター心につきます。

左脳的な理解偏重の現代に、身体性について啓蒙し一石を投じたい…というのはかなり表向きの理由で、
ほんとうのところはやはり、
身体のインテリジェンスってすごい!
身体って本来こんなに楽に使える!
身体との関係が変わるとこんなに気持ちいい!
そして身体性の視点を持つと自分や世界との関係性が変わるんだよ…

そんな興奮とワクワクを
「ねえ、面白いよね?すごいよね!」とシェアしたい。
そんなシンプルな好奇心にドライブされています。

願わくば、こんな視点に共感し興奮を共有できる方たちとの出会いから、
また新しい何かが生み出せたら、こんなにしあわせなことはありません。