人生は航海だ。
嵐の日も、風の日も、晴れの日も
私たちは舵をきる、光がさす方へ。
人生100年時代の航海を
すこやかな心と体で自分らしく進むための
新しい健康観を創造しよう。
Magellanとは
私たちを健康3.0に導くWEBメディアです。
経済も、社会も、人とのつながりも。
急速に変化していくこの時代に、
私たちに必要なのは、もっとたくさんの、もっと新しい情報、
ではなく、その中から
私にとってほんとうに大切なもの
私にとって必要な情報を
「選んでいくチカラ」なのではないでしょうか。
「力」と漢字で書くがんばり系なイメージよりも、
自分の内側の声にもっと耳をかたむけ、
生き物としてもともと持っている感性やインテリジェンスを
使いながら選んでいく、
そんな、軽やかで明るいイメージを伝えたくて
「チカラ」としてみました。
今日を楽しく過ごし、明日を希望を持って迎える。
人生の舵取りをするための
心と体と知性の「チカラ」です。
アメリカUCバークレーの人口学者の計算によると
2007年に生まれた日本のこどもの2人に1人は
107歳まで生きるといいます。
いっぽう、
2020年にはうつ病が、世界で罹患率2位の病気に
2030年には1位になるとの予測もあります(※)。
(※博報堂「未来年表」より)
私たちの心と体にとって、「健康」は
常に大きなテーマです。
この50年間で、私たちの寿命は大きく伸びました。
(男性 65歳→81才、女性 70歳→87歳)
けれど私たちの「健康観」は、それに合わせてアップデート
されているでしょうか?
身がまま整体/気響会の片山洋次郎先生は、
『Q健康って?」(よしもとばなな著)の中で
「病気も、健康に生きることの一部です。
医学的に見れば病気が進行していても、
十分に生きている身体には、静かな希望=次への動きがある。
希望=健康です」
と書かれています。
病気がない、という状態や医学的な正常値ではなく
「静かな希望=次への動き」がMagellanでみなさんと
一緒に探求したい健康です。
種としての寿命は、せいぜい伸ばしても80年程度と言われる
私たちニンゲン。
それを超えた寿命という恩恵を、人生の最後まで
生き生きと楽しむには、ある程度意識的な
「心と体のコントロール」のスキルが必要だと考えます。
自分の心と体と、ちゃんとつき合っていく。
時には必要なケアを受けながら。
現代医学から、伝統的な手当て、代替医療、各種セラピー。
何が正しい、間違いではなく、
全体のマップの中で、
その時の自分に最適なチョイスを。
はやりの健康法を「消費」するような受け身な
健康との付き合い方だけではなく、
「そもそも自分にとって健康とはどういう状態なのだろう」
「どのように生き、どう過ごしたいのだろう」
という問いを持つことからはじまります。
生き方が多様化し、情報は溢れ、
その中から失敗やリスクを避け、
「正しいもの」を選ぼうとすれば迷子になるばかり。
そんな中ビジネス界を中心に、
「マインドフルネス」がブームとなっています。
私たちは知っているのです。
もっと「しずけさ」が必要なことを。
ハイな快楽、強い刺激ではなく、
落ち着いたスペースの中で自分を取り戻すこと。
すでにそこにあるものを見つけること。
感じること。
そこからはじまることのリッチさ。
「合理的な」世界の向こうにある豊かさ。
AIに多くのことが取って代わられようとする時代、
「身体性」というキーワードはますます重要になってくることでしょう。
カラダと関わる糸口は「健康」だけが目的ではありません。
新しいキーワードは
「ソマティック(身体の、身体的な、という意味)」。
自分のマインドに従属させるようにカラダを扱うのではなく、
もっと体が教えてくれること、
今ここにしか存在しない「身体の感覚」や「呼吸」に
気づくことが導いてくれる世界に、心をひらいて。
体と関わることは、
未知の、でも本来的な自分の可能性の扉を開けること。
健康は、それ自体がゴールではなくて、
その自分を使ってこの世界をどう楽しむか。
みんなで何を創り出すか。
心も体も元気なら
ヒトとは自然に学び、成長し、創造したくなる生き物。
今日を楽しく過ごし、
明日を希望を持って迎えることができるように、
この宇宙のこの場所で生きることを
共に楽しむためのきっかけになるように。
私たちは
「心と体」の情報を通して、
そんな場所を創造したいと願っています。