事務局よりお知らせです。
小笠原和葉主催【臨床身体学ラボ】にて連続トークシリーズ「臨床身体学クロッシング」身体知の交わるところがはじまります。
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“さまざまなジャンルにおいて、身体性というキーワードにフラグが立っている方がたくさんいる。
それぞれが、バラバラのところでバラバラの身体の話をしている。
我々の今生きている身体に「つながってくる」身体についての議論をする場がない。
宇宙と身体 なぜ別々のものに聞こえるのか?
みんなが集まれる待ち合わせ場所、集合場所として、臨床身体学を立ち上げよう。”
「臨床身体学オープニングトーク」2023.10.15 金木犀の香る鎌倉山にて 小笠原和葉
こうして「臨床身体学ラボ」はスタート、毎月のゼミで、FBグループで、参加者それぞれの身体について、活発な議論が始まっています。
そして2024年年頭
様々なジャンルの研究者、実践者が「臨床身体学の交差点」に集まり、対話を始めます。
それが「臨床身体学クロッシング」です。このイベントは今回を皮切りに、定期的に様々な識者を集め今後も開催予定です。
私達が最初に選んだテーマは「教育と身体」です。
私、小笠原のボディーワークの師、ジャック・ブラックバーン先生がこんな事を言っていました。
「わたしたちが子供の頃から教わるのは、身体の”外で”、いかにうまく生きていくかということが中心だ。ボディーワーカーの仕事は、身体の”中で”生きている自分自身に気づくことをサポートすることだ」
この言葉は今でも私の指針となっています。そして私自身もボディーワークによって、身体の内側にいる自分のエネルギーと出会ったことで人生が変わった者の一人です。
身体の”中で”生きている自分と、人はいつ自分を切り離してしまうのでしょうか?
現在いくつかの教育にまつわるプロジェクトに関わらせていただきながら、「教育と身体」という問いに思いを馳せています。
「教育と身体」を語り合うにあたり、お二人の研究者をお呼びしました。
お一人は教育人類学者 慶応大学准教授の井本由紀さん。
英オックスフォード大で文化人類学の博士号をお取りになった後、アメリカでマインドフルネスの研究に携わり、その後「SEEラーニング」に出会い、身体とこころを伴う-contemplative- 観想的な学びの可能性について、国内外のコミュニティとつながりながら研究を進めていらっしゃいます。
もうお一方は知覚心理学者 立命館大学教授の高橋康介さん。京都大学で情報学の博士号を取られ、「人間の認識の不思議と多様性」というテーマについて、知覚心理学、認知心理学、錯視研究などのアプローチで研究されています。
臨床身体学クロッシング 身体知の交わるところ Vol.1「教育と身体」
■日時:1/29(月) 20:00-22:00(終了時間予定)
■開催方法:オンライン(アーカイブあり)
■参加費:3500円
■お申し込み・お問い合せ
https://peatix.com/event/3802875/