事務局よりお知らせです。
小笠原和葉主催【臨床身体学ラボ】にて連続トークシリーズ「臨床身体学クロッシング」身体知の交わるところ Vol.2を開催します。
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連続トークシリーズ「臨床身体学クロッシング」身体知の交わるところ 第2回です!
今回は桜が咲き誇る春の「鎌倉山」に、「瞑想」「環世界」「フォーカシングの研究者をお迎えし、ボディワーカーの小笠原和葉がお話をお聞きします。
今回のテーマはあらためて「身体性とは何だろう?」です。
1月にあった「臨床身体学クロッシング」第1回では「教育と身体」をテーマに、様々な論点が熱く語られました。そして最後に出たのは「あらためて身体とは何だろう?」という問いでした。
「臨床身体学クロッシング」第1回「教育と身体」
https://peatix.com/event/3802875/
その問に、新たな「補助線」を加えて観てみよう、というのが今回のコンセプトです。
「瞑想」「環世界」「フォーカシング」という、生き物の身体そのものや、その周りの環境世界を、とても興味深い観方をする分野です。
そこからあらためて「身体性」というものを観てみようと思います。
この日、どのような「問い」がうまれ、どのような「もやもや」と出会うのか…とても楽しみです!
<環世界とは?>—————————–
環世界(かんせかい)とは、エストニア生まれの生物学者ヤーコプ・フォン・ユクスキュルが提唱した概念で「それぞれの生物が体験する主観的な世界」のことです。例えば、私たちの上空を大きな雲が通り過ぎても特に気にしませんが、ウニはきっと雲に反射的に棘を向けます。つまり、ウニにとって<動く影>はすべて<敵>を意味するわけです。こうした周囲環境に対する種固有の”知覚と反応の機能的ループ”が主観に閉じた環世界を構築しながらも、それぞれの環世界は常に関係し合い、計画的に自然を奏でている。これがユクスキュルの環世界論です。(釜屋憲彦さん)
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「身体性」を語り合うにあたり、3人の研究者をお呼びしました。
お一人は「環世界」の研究者、釜屋憲彦さん。
京都大学大学院人間・環境学研究科認知科学分野を出られたあと、慶應大学SFC研究所上席所員、野生動物の生態調査や、「水生生物の建築学」の研究、生物学者ユクスキュルの「環世界」の研究をされています。
もうお一方は瞑想実践者&研究者の藤野正寛さん。京都大学教育学部助教を経て、NTT基礎研究所リサーチスペシャリスト。瞑想の実践者かつ研究者として、瞑想の生理・心理・神経メカニズムを解明するための研究を進めていらっしゃいます。
臨床身体学ラボからは、創設メンバーの岡村心平さん。大学で心理学講師をされ、心理療法のフォーカシングや、その哲学としての側面を、身体性と環境などで研究されています。
臨床身体学クロッシング 身体知の交わるところ Vol.2『「身体性とは何だろう?」ボディワーク・瞑想・環世界・フォーカシングの探究者が考える』
■日時:3/17(日) 15:00-17:00(終了時間予定)
■開催場所&参加費:オンライン 3500円 / リアル会場@鎌倉山 5000円(どちらも後日録画アーカイブ有)
■お申し込み・お問い合せ
https://peatix.com/event/3861341/