ボディーワーカー深掘り座談会~わたしたちにとってイスとは?!~Chapter.5最終回:『センサーに問いかける習慣』

オフィスチェアの可能性を考える

小笠原:・・・あれ、亜希子さん何をしているんですか?(編注:椎名さんが椅子の上にめん棒のような細さの棒をおいている)

椎名:今、めん棒よりちょっと細めの棒なんですけど、座骨の下において、座骨が乗るように座ってるんです。天使の椅子に座った時の、座骨にちゃんと乗っているという感覚をおうちで再現するにはどうしたらいいんだろうって、ちょっと今やってみたくて。

でもこれは太すぎますね。もうちょっと細い棒がいいので。割り箸とか菜箸とかでもいいのかな・・・。

小笠原:折れちゃいそう(笑)。あの、突っ張り棒みたいなやつはどうだろう?

カフェカーテンかけるくらいの細めの突っ張り棒とか。

河野:あとはタオル巻くとかね。

椎名:結局「座骨感」を体験するというのがすごく大事で。うーん、これでもいいかな(編集:タオルを丸めて試している)。細く巻いて、座骨の下に・・・。

河野:座骨ってみんな分かるのかしら。

座骨。
Bauhutte® LifeWEBサイトより
https://www.bauhutte.jp/bauhutte-life/correct-pelvis/

小笠原:(巻いたタオルの上に座る)ああ、背骨が立った!あの、みんなが座って楽だと感じるのとはちょっと違うかもしれないんだけれど、息が骨盤の底から入ってくる。で、背中が自然に立つ感じはする。呼吸が楽っていうふうにはなる。でも一般的にみんなが椅子を座り比べる時にこれがあったら、息を確かめて選ぶ人はたぶんいなくって、フカっと座れる方を楽だと思うんじゃないかなあ。

でもちょっとこれは試してみてほしいですね。この巻き方とかもそれぞれ工夫してもらって。何センチがいいですか?みたいなことじゃなくて、人によって、本当に人それぞれだし。椅子とのちょっとした相性もあるし。

河野:きっかけはだいたいどのくらいっていうのを提案してあげた方が・・・。

小笠原:これね、薄めのフェイスタオルをふんわり巻いてるんですよね。

椎名:お好みかも。しっかりしたサポート感を座骨で感じたい人もいれば、そうじゃない人もいるし。

小笠原:うん。試してみたらいいんじゃないかな。これね、息が楽にできるし、息が楽にできる方が腰も楽

椎名:この二つの椅子の、骨盤が前に自然に流れて、後ろの三角が自由になる感じをタオルを使って再現しているっていう・・・それによって背骨も立ってくるので、脳もしっかり働いて、生産性も上がりますよっていう(笑)。

小笠原:この木の硬い椅子だと、タオルを座骨にいれた時の押さえられてる感がちょっと気になる。血管が押さえられるような。息は確かに楽になっているかもしれないけど、すごい腿裏がしびれてくる感じ。

河野:そもそも座骨で座る椅子だからね、硬いのは。

椎名:ああ、違う。あー!けっこう違いますね!ふんわり巻きでも違うし。これちょっと置いてみて、5分くらいたってくるとなんかこう頭がすっきりする感じが出てきたら「合ってますよー」っていうね。

小笠原:腰が痛い人も試してみるといいかも。

扇谷:この小転子(大腿骨頸部の下にある小さなふくらみ)のところに入ると伸びてくる・・・。

鮫島:あの、何が伸びるんですか・・・?

一同:笑

扇谷:あの、腸腰筋の付け根から・・・

(※編集注:マニアックで申し訳ありません。ご興味のある方は各自お調べくださいませ。分からなくても大丈夫!笑)

小笠原:なんとなく座骨の手前におけば、そのポジションにくるっていう感じかな。

鮫島:うーん、この感覚がわかればこれが一番お手軽な解決ツールなのかもしれないですね。

小笠原:そう、ちょっとずつ高さを変えてみたりしながらね。でも膝が腿の・・・股関節の位置より上がらないようにして、足の裏が床についている状態でと。

河野:机に合わせて手の位置と高さを決めてそれに合わせて椅子の高さを決めて、足が浮いちゃう人は台を置く。

小笠原:ヒール履いている人も、本当は・・・ヒール履いている時の高さに合わせてもいいのかもしれないけど、オフィスではフラットな靴に履き替えて。

河野:どうなんだろう、みんな履き替えるのかしら?

椎名:その会社の文化によりますよね、きっと。

小笠原:ヒールの状態で足裏がついているのと、フラットな状態でついているのとではまったく違うと思うんですよね。

河野:あとは、人によって体とか感じ方とか骨格とかがぜんぜん違うから、いろいろ試してみてなんとなくのカンみたいな。ここがいいなっていうカンのようなものはみんな誰しも備わっているので。いやなことはたぶん体が「いやだ」とか「長時間もたない」とか「なんか居心地悪い」とか感じるのでね。いろいろ試してみるのがいいと思いますね。

小笠原:そのセンサーに問いかける習慣が大事だと思うんですよね。きのうちょうどよかった高さがもしかしたら今日の体の状態だとちがうところが、今日は楽、って感じるかもしれない。

河野:センサーは、気づいていないだけでぜったいに持っていて、なんとなく気分が落ち着かないとか、なんとなく食欲が出ないとか・・・。

小笠原:気分が落ち着かないにしても、椅子が原因になっているかもしれないですよね。やる気でないとかもね。

河野:やる気出ないって困るもんね。

小笠原:どうですかね。みんなのヒントになるようなこと、最後まとめましょう か。

やっぱり、この椅子が正解です!って提示できたらみんなその椅子に座ればいいから楽なのかもしれないけど、それってないんですよね。で、みなさんの話を聞いているとやっぱりそもそも座るということ、座り続けるということが、ひとつの姿勢でい続けるということが不自然で、その不自然さのバリエーションの最大のものが「座る」ということだとだということですよね。

座りつづけちゃうから、そこでいろんなことが起こってきちゃう。

だから座っている中で、動きの可能性のある椅子というものが、もしかしたらいい椅子なのかもしれないし、それができなかったら自分で意図的に動く・・・足を組み替えることもそうかもしれないし、AppleWatchとかね、座りすぎていると「そろそろ立ちましょう」とかいうんですよ(笑)。
AppleWatchが教えてくれる前に気づきたいところなんですけど。
座り続けるということはどんな場合においてもよくない、とわかっているので、動いてあげる。

特別なストレッチとか、してもいいししなくてもいい。ちょっとモゾモゾ動いてみるだけでもいいし。バランスボールの上に座るのが良いと言われるのって、その動きができるからですね。

河野:たぶん、モゾモゾ動いてらっしゃると思うんですよね、みなさん。だから、あ、今自分は姿勢を変えたんだな、って気づいてあげる。お仕事に集中していると自分の体のこととかは見てられないというか、感じていられないでしょう、集中していると。

でもふっと一息つく時間に自分の体に戻ってみるとか、呼吸ちゃんとしてるかな、とか、椅子は座り心地がいいのかな、とか、感じてみる。

小笠原:違う椅子に座ってみるとかもけっこういいかもしれない。うちの中だとそのときどきのニーズによっている場所を選ぶじゃないですか。ゆったりしたい時はソファーに行って、ごはん食べるときはダイニングの椅子に行って。デスクワークの時はそれ用の椅子、という風に、選べるのがうちの中にいるといいことですよね。オフィスだと難しいかもしれないけれど、それでもバリエーションがあればいろんな椅子に座ってみるとか。

河野:座布団をおくとかクッションをおくとか、さっきみたいにタオルを巻いたものをおいてみるとか。バックジョイとかも、オフィスの椅子の上におくといいかもしれないし。

小笠原:バックジョイの良さって、動くところですよね、グラグラ。

河野:でもね、おしりのカーブのサポート感がいいような気がする、わたしは。

小笠原:孝太郎さん座りました?

扇谷:うん、うちにあるから。でもサイズがちょっと違うかな。・・・(座ってみて)これはこれで・・・。

一同:(笑)。どう評価したらいいのかわからない!

扇谷:あの、バランスをとっているポイントが自分の骨盤底というか、座骨じゃなくて別の所でとっている感覚がある。地球の中心に向かって行く軸が通るから気持ちいい。

気持ちいいけど・・・これは動きながらですよね。適度に。不思議ですね・・・どれも悪くないっていうか気持ちいいんだけれど、種類が違う。

小笠原:癒される場所が違いますよね。

河野:別のスイッチ押されてるもんね。

椎名:比較するといいですよね。比較できれば自分の好みや違いがわかってくるから。

河野:椅子ってデザイン優先だったり、人間工学だったり、それも何が人間工学なのかよくわからなかったりしますけれど、試してみるのがいいですよ。

椎名:うんうん。でもまずはオフィスチェアの高さ調節かなあ。自分にいちばんしっくりくる。

小笠原:高さを選んで、足幅もどのくらいの幅がいいかとか、椅子への近さとか、どの辺が楽かっていうそのしっくり感も、高さ以外の要素としてあるしね。

椎名:よくある座り方の指標としては、股関節より膝が低いところにきて、腿にものをおいたらコロコロ転がるくらいの傾斜があって、膝のすぐ下に足首があって、足の幅は、股関節と膝と足首が平行になっている状態になるくらいっていうのが、よくある標準というか、目安なんですよね。

小笠原:自然にほっておくとその位置になっている・・・?

椎名:それはいろいろやっている人はそうかも(笑)。

小笠原:いろいろやってきたから、構造的に楽な位置の一つの指標を知っているのかな。

椎名:長年そうじゃない姿勢をしていた人は、やっぱり足が平行というのがむずかしいんですよね。あとやっぱり男の人は開いちゃったり、女の人は気がつくと閉じちゃったり。

小笠原:内股で腿をくっつけて、足の部分が逆ハの字型になって。

河野:もしかしたらその人の大腿骨の頚部の形がそれがいちばん楽なのかもしれない。だから人によると思うよ。

小笠原:それを楽でやっているのか、くせでやっているのか。

椎名:その人の今の状態だと、足をねじって安定させるっていう型がいちばん楽な状態で安定しているのでそうだけど、でもやっぱり力学上は力の伝わり方にやや問題があるから、長い目で見ていくとやっぱり足の形の崩れとかになっていく気はしますよね。

小笠原:未央さんどうですか?

鮫島:そもそも座ることが体にとっては不自然なので、なるべく動くとか歩き回るとかの微調整をするということとなんですよね。
いきなり床文化とかに会社はならないと思うので。だからうまく付き合っていくという世界の中でいろいろやっていくのかな、と。椅子を選んでいくとか。でも大きな可能性がありますよね、椅子は。

小笠原:椅子を選ぶ時に、どういう椅子を選んだらいいですか?っていうふわっとした質問だったらなんて言います?オフィス用で。

椎名:まずボディーワークを受けましょうって言いたいな〜(笑)!

小笠原:そんな身も蓋もない(笑)。でもそれの意味するところは本来的な体の状態とか、楽な状態を知ってほしいってことですよね。

椎名:だって結局はその人にとっていちばん楽なものはなにかっていう指標がその人の中にできあがっていなければ、いろんなところでなにも自分で決めていけなくなってしまうから。

自分にとっての快適さ、自分にとってのいい椅子がわかる体をまず作ろうってことになりますよね。

小笠原:わたしは本当にオフィスで、楽という状態もわからなくなるくらい毎日頑張っている人に、まずするアドバイスということだったら、高さが合っていますか、かな。

河野:そうね。
何かの本で15分って書いてあったのを読んだんですよ。座る限度は15分って。15分に一回立つのは厳しいけどね。でもせめて1時間に1回くらいは立った方がいいよねえ。

90分に一回って言った人もいたかな。大学の授業とか集中力が続くのが90分。体が生理的にそこにいられるのが90分。

小笠原:よく絶対普通に、立ったらどういうストレッチとかしたらいいですか?って聞かれると思うんですよ。それってどう思います?

河野:そうねえ・・・まあ、伸びるのがいちばんいいかな。

小笠原:孝太郎さん、なんていいます?

扇谷:人にもよるけど・・・肩を回すのと、深呼吸。深呼吸するのはエクササイズとしてでも大腰筋を刺激するっていうのはけっこう役に立つ。座っててもいいし。

ただエクササイズとしてやる場合っていうのは回数とかがけっこう大事で、2、3回やってみんなやった気になるけど、たぶんそれだと十分な刺激が起こらない。だいたい10回くらいやるとバランスが変わってくる。吐く、吸う、っていうね。

小笠原:吐くほうから始めるということですか?

扇谷:そうそう。しっかり吐く。

小笠原:わたしもそうだけど、気づいたら集中して作業していて、もう腰に違和感が生まれた状態で立つってなった時も、深呼吸でいいですか?

扇谷:うん。深呼吸は役に立つ。もし場所があれば、片足立ちして深呼吸するっていうのは体幹の安定をつくるのにすごくいい。重要。

一同:(思い思いに片足立ちで深呼吸を始める)

小笠原:・・・なんかこれいいかも!気分も、仕事の時の集中とは違う、マインドフルな・・・。片足で立つって結局、集中しないといけなくなるから。

扇谷:両足だとごまかしがきくんだけど、片足になるとごまかしがきかない。

小笠原:片足ずつ10回深呼吸をする?

扇谷:うん。

椎名:わたしこれ足の裏から吸うのが好きです。立っている、足裏がついているほうの。深呼吸って上だけになりやすいから、足の裏からスゥーってやることでうまく下とつなげてあげると、背骨と足がつながっていく。

小笠原:うん、これは良い椅子に座っているのと同じ種類の快感がある。ふだんの平均値が違うから、どれがいいって人によって違うんだけれど。

扇谷:あと、アキレス腱を伸ばすのをおすすめします。

小笠原:ふつうに伸ばす、でいいのかな。前に足を踏み出して。

河野:あ、思い出した。座りながら足首動かしたりとか、足踏みしたりとかもいいかもしれない。腿上げするとか。エコノミークラス症候群の予防みたいな。

扇谷:座っている間にけっこう足がつかなくて、、ヒラメ筋とか腓腹筋がすごく短縮してそこからいろいろ起こってくるんだけど・・・。

河野:わたしの不調、それにあるのかもしれない・・・。

扇谷:立った時に、ちゃんとこれが目を覚ますということが、全体の姿勢反射を引き出す上ですごく重要なので、とりあえずアキレス腱を伸ばして・・・細くいえばヒラメ筋を刺激する膝曲げ型のやつと膝伸ばし型のやつと両方やっておくと、腰痛防止になる。

小笠原:ヒールで疲れてる人にもきっといいですよね。足裏をぺったりつけるタイプのアキレス腱伸ばすのと、かかとをあげて爪先立ちっぽくなるのと2パターン。

河野:あと、股関節をずっと曲げているので、おしりキックみたいなやつもいいですね。

小笠原:やっぱり動きが大事!ってことですね。みなさん、今日は本当に長い時間ありがとうございました。椅子や座ることについて、いろんな角度からアプローチすることができたかなと思います!

一同:ありがとうございました!

いかがでしたでしょうか??Magellanの「イス」特集。

「このブランドのこのイスがいい!」「ストレッチはこれがいい!」という解はほとんど出てきませんでした・・。

特に腰痛であっても、ストレッチする場所は腰ではなく、アキレス腱だったり、足首だったり、あるいは「呼吸」に気をつけることであったりと、自分を「全体で見る」と言う視点は長く自分と付き合っていく上で育てがいのある視点だと改めて思います。

私はこの対談のあとから、座っている時、特に長時間の集中するPC作業の時、(例えばこの記事の編集など!)の、自分の呼吸に気をつけるようになりました。集中する作業をしている時呼吸を詰める、これは自然な反応というか仕組み上、ある程度致し方ないことです。それに気付いて、意図的に深呼吸という「運動」を自分のカラダにしっかりさせてあげること。このリフレッシュ効果はすごいものがあります!自律神経のバランスも変わりますし、脳の覚醒度も上がって、イスの上で作業を続けることの快適さが変わります。

そもそもイスじゃない、と言う結論にショックを受ける方も多かったこの連載ですが、じゃあイスに座るのをやめる、という選択もまた難しいのが我ら現代人。

心地よさ、とか、呼吸が楽か?をベースにイスを探したり合わせたりすること、心地の悪さに気付いてそれを動かしたり開放したりしてあげること。生き物的には結構無理がある環境に「適応できてしまう」私たちにとっての良いイスの選び方、もしくは良いイスとの関係は、自分の体との関係を進化させていくこと(もしくは取り戻していくこと)の方に解があるのかも知れません。

Chapter0から始まって全6回となったこの連載。みなさんと「イス」との関係に、新しいインスピレーションが生まれるきっかけとなればうれしいです。

扇谷孝太郎(おおぎやこうたろう)

1995年、演出家竹内敏晴氏の「からだとことばのレッスン」に出会い、身体と表現についての探求を始める。2001年、ロルファー(ロルフィング®の施術者)の資格を取得し公務員から転身。現在は恵比寿にてロルフィングを中心に、ボディワークとトラウマセラピーの個人セッションを行う。ワークショップも多数開催し、独自の視点でまとめられた「動くための解剖学」がダンサーやヨギなど、柔軟性と身体バランスを求める人々から高い支持を得ている。また朗読を中心に、カラダから生まれる声と表現についての探求を続けている。

・Dr. Ida Rolf Institute™認定アドバンストロルファー
・Dr. Ida Rolf Institute™認定ロルフムーブメントプラクティショナー
・クラニオセイクラルプラクティショナー
・ソマティック・エクスペリエンス認定プラクティショナー
http://www.rolfing-jp.com/

河野 由紀

オステオパス ピラティストレーナー
2003年よりピラティスを指導
ピラティスムーブメントスペースにて資格取得
器具を使う個人セッションとグループクラスを実施
効果的なセッションのために広く深く身体を
理解する必要を感じて
ボディワークや解剖学の勉強続ける
2014年からオステオパシーを勉強
臨床.教育共に経験豊かな海外のオステオパスから
5年間に渡り国際基準に沿ったプログラムで研修中
2017年臨床試験を経て臨床許可を与えられる
クライアントは子供から年配の方まで幅広い
https://yuki-kono.jimdofree.com/

椎名 亜希子

「重力と調和したからだ」をつくるアメリカ生まれのボディーワーク、ロルフィング®の施術者。IT業界で翻訳やマーケティングに携わっていた会社員時代、趣味のクラシックバレエを通じてボディーワークに出会う。さまざまな悩みに希望を与えてくれたロルフィングに可能性を感じロルファーに転身。個人セッションのほかワークショップを開催し、感じる力を取り戻し、自分らしく生きるためのからだ作りを探求中。趣味はバレエと登山とボルダリング。

Dr. Ida Rolf Institute™認定ロルファー
クラニオセイクラルプラクティショナー
訳書に『感じる力でからだが変わる:新しい姿勢のルール』(春秋社)
http://rolfing-spiro.com/